日時:2018年12月24日 天候:曇り時々晴れ
メンバー:単独
コースタイム:石水渓バンガローサイト6:56-白雲の滝7:33-(白谷道コース)-仙ノ石8:53-仙ヶ岳9:07-御所平9:50-船石10:21-臼杵岳10:49-安楽越11:11-霧ヶ岳12:03-(ルートミスで15分)-四方草山12:43-三子山13:33-鈴鹿峠14:05-安楽越15:10-石水渓15:49
鈴鹿南下計画。今回は仙ヶ岳から鈴鹿峠を目指します。さらに国道1号、県道、林道経由で安楽越から石水渓に戻る8の字周回コース。
バンガローサイトの先に駐車し、まずは小尾根を越えて沢を渡って白谷に続く林道に登ります。この林道はかなり荒れている。朝焼けの山々がきれいで振り返ると第2名神の高架橋も風景を分断する。
山道に入り、最初は沢沿いにつけられたコース上の木の橋は老朽化激しくとても使えず斜面を歩く。崩れたところはアルミの梯子が2つ設置されてさらに奥へ。かなり奥に古い堰堤が現れ、右から登り上がると仙ヶ岳方面が見通せる。ひたすら沢に沿って登り、最後沢の中を詰める。ようやく仙鶏尾根に出て、一旦仙ノ石を見に行った後、引き返して仙ヶ岳の山頂へ。冬型で風も強く、北方向の鎌、御在所、雨乞などの展望もそこそこに南下開始。
仙ヶ岳からぐっと下って登り返してまずは御所平。高い木々はなくアセビだけが茂る伸びやかな大地となっている。この県境尾根は今は倒れてひしゃげたネットがずっとつながっていたようだ。以前のニホンジカの獣害防止のためだろうか、今は見る影もなく廃棄物になり下がっている。下って登って御所平南峰だが、ここで直角に左に曲がる。所々にテープがあるので心強い。振り返ると仙ヶ岳の双耳峰、ゴツゴツした南尾根がかっこいい。ゆるやかにアップダウンを繰り返し大岩、船石、臼杵岳を経て南下すると東海自然歩道に出てわずかで、舗装林道が横断する安楽越に。概ね予定通り仙ヶ岳から2時間余りで来れた。
さあ、気合入れなおして安楽越から南下。ここからが意外にアップダウン激しく、また狭い岩の尾根となり結構疲れる。加えて事前の調べで迷いやすいと思っていた霧ヶ岳で東の尾根にすっと入り込んで引き返し、四方草山(しおそやま)の先でも坂下老人ホームへのルートに入り込んでまた引き返しと精神的にも消耗。でも、最後の三子山の3つのピークのアップダウンは意外に小さくて何とかクリアして茶畑が広がる鈴鹿峠に着きました。
ここから、国道を滋賀側に下って山女原を経由して、林道を安楽越に登り返して下るという石水渓までの10㎞のロード歩きで長い周回ルートを終えました。疲れたけど満足。