夏、早くも盛りです。7月
夏本番。シモツケソウの群落が拡がります。 |
やっぱり、シモツケソウの一番元気な時の姿を見たくて、懲りもなく、「その2」の登場です。
今回は、最近の運動不足解消も兼ねて、登山口から山頂まで一気に登ることとしました。足元は重いですが、やっぱり革の登山靴が安定します。
概ね1時間35分で何とか、山頂到着。フウーッ。しばらく、寝っころがっていました。あまりにしんどくて…。さて、お花の観察といきましょうか。
決して、人工的に配置したわけではないけれど。自然の造園術 |
シモツケソウ 数ミリの小さな花がかたまって咲いてます。 |
ミツモトソウ クガイソウとシモツケソウの彩りを背景に |
さすがにトップシーズン。駐車場は車や観光バスで埋まってます。エンジンを止めたバスもありますが、そうでないものも。車の誘導員の方も大変ですが、アイドリングストップも教えてあげてくださいね。山頂近くはそんなにクーラー入れなくても、自然の風が気持ちいい。
アカソの雌花穂? | シュロソウ 見たとおりの臭いでした。 |
フウロソウたち |
東遊歩道にミツバフウロ ピンクがかったもの |
8合目駐車場脇に白花のミツバフウロ |
西遊歩道の岩陰に、ヒメフウロ |
ゆっくりと、東遊歩道から西遊歩道をまわって、再び山頂へ。近くにはワレモコウも2株咲いてました。写真はピンボケで不採用!
イワアカバナ |
近くで雷が鳴り出しました。樹林のない伊吹山は隠れるところがありません。下山にかかりましょう。
途中で、一つ、クサボタンをパチリ。
クサボタン クルクルッとカールしたガク片が魅力的 |
そして、3合目でちょっと登山道をはずれてお花畑への入っていくと、ありました草むらの中に。今年、是非見たかった、オオナンバンギセルが。
オオナンバンギセル(大南蛮煙管) ススキなどに寄生する葉緑素を持たない植 物です。万葉集では「思草」の名で登場して るようです。 |
ニセイブキゼリ |
人参の様な切れ込んだ葉のイブキボウフウ 薬草で、防風は風邪を防ぐという意味から。 |
最後に、森さんから3合目にも増えてきたと教えてもらったイブキコゴメクサを。まだ、咲き初めなのでこれから、株はもう少し大きくなるそうです。
イブキコゴメクグサ |
今日もよかったなぁと、3合目でボッーっと一服していると、森さんに出会えました。いろんな話を聞かせてもらって、登山口に下山しました。