早春の伊吹山麓めぐり(2014年4月5日、6日)

 まずは、4月5日 伊吹の山麓を一巡り。林道の花は少なく、春のにぎわいにはもう少し時間がかかるようです。

 1合目への林道にはタチツボスミレ、コスミレ、セントウソウがたくさん。オオタチツボスミレ、ムラサキケマンも登山口にありました。ニシノホンモンジスゲは触れるとたくさんの細かい粒子を飛ばす。

 麓に戻ると、とある場所にシュンランがニョキニョキと一杯、スハマソウもまだ咲いてました。イチリンソウの群落は蕾が出てきて準備完了。まもなく咲くでしょう。

 また、別の林道を登っていくと、ここにはスズシロソウがたくさんあって、ダンコウバイ、ニワトコ、オニシバリ、コクサギ、キブシなどの木々の花も。ヤマブキはもうすぐ咲きそろいそうです。

 翌6日は伊吹山3合目の植物保全活動に参加。ガスに包まれ前夜の雪がうっすらと積もる中、活動開始するも、約1時間ほどで雪が降ってきて作業終了。帰路、1合目で一番先に咲きだした2本のサクラは小さい花が下向きにパラパラと咲き、キンキマメザクラと森先生に教わりました。ネットで調べると萼筒が細長いのが特徴のようです。

 この日は昼にはいったん晴れて山頂まで雪をかぶった伊吹山が姿を見せたかと思うと、午後3時には麓まで雪が降り出すというとんでもない天気でした。

 

 

 

 

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