日時：2019年4月21日（日）　天候：曇り

メンバー：やまもりさん、みやけさん、おおとさん、たかはし

コースタイム：平湯林道ゲート6：25－林道から安房平へ7：40－十石山避難小屋11：08ー山頂11:14/18ー避難小屋11:21/38ー平湯林道ゲート13:47

今回は平湯から十石山へ。6時25分アカンダナ駐車場近くの道路ゲートから担いで歩き出す。この時期はさすがに雪も少なく、ひたすら大きくカーブする林道を歩くこと1時間15分。安房平が広がってきた地点で道路から外れる。

やけに多いピンクのテープに導かれるように徐々に高度を上げ、途中から沢の中を登る。2,000ｍ辺りで沢の幅が急に狭く急になり、少しだけとツボ足登行。すると、目の前には岩壁の直下に大斜面が広がる素晴らしい光景。十石山の飛騨側は岩壁になって落ち込んでいて、白骨温泉から登る信州側とは全く様相を異にしている。大斜面を登り途中から左の尾根に乗り上げる。しばらく行くと、真っ白な笠ヶ岳が美しい。そして大きく回り込んで主稜線へ。背後の穂高は曇り空の中、きりっと聳えている。

あとは緩やかに登るだけ。小屋には白骨温泉からのパーティーがおられた。山頂で記念撮影の後、滑降へ。硬い雪の主稜線から飛騨側に入り大斜面へ。適度に緩んだ滑りやすい雪質。急な沢は横滑りでクリアして、ようやくノンアル休憩。

このあとは沢から樹林帯に入って、木への衝突を避けながら舗装道へ。道路脇の壁になった雪の上を少しだけ滑って、あとは板をかついて出発地点へ。

舗装道の歩きがもう少し短ければ言うことなしのコースです。