横山岳:菅並から北西尾根経由 沢への滑降2本付き

日時:2021年2月6日(土)天候:快晴

メンバー:たかはし、おおとさん、わくいさん

コースタイム:菅並北海道トンネル出口7:18ー林道から尾根取り付き7:44ー桑樹谷山(△857m)9:39ー北西尾根10:23ー横山岳11:03/34ー(北面滑降)ー818m地点11:50/55ー(登り返し)ー北西尾根分岐手前12:50ー(北西沢滑降)ー沢810m地点13:28ー(登り返し)ー往路尾根910m地点14:30ートンネル出口着15:33

魅惑の湖北の山スキーエリア、今回は横山岳の菅並から北西尾根経由で山頂へ、そして北面の沢滑降、登り返すルートへ。

最近まとまった雪が降らない湖北でも、余呉の菅並に来ると世界が一変し一面の雪景色(HP情報では菅並で積雪1m)。期待していいみたい。当初予定の北海道トンネル入口から林道に直登するコースは雪付も悪く急なため回避してトンネル出口から歩き出し、林道に登り上げ全く問題なかった。そして急カーブするあたりで尾根に取りつく。最初だけ急だが尾根に上がるとあとはずーっと極めて登りやすい緩斜面が続く。どこまでもどこまでも。樹間からは左に妙理山、右に横山岳本峰も見えてきた。途中、雪庇がでた狭い尾根もあるが特に問題なく北西尾根に合流。ここからの上谷山から三国岳、高丸、能郷白山など白い峰々の美しさは感動もの。琵琶湖に浮かぶ竹生島も見えてきた。ほどなく山頂の到着。

山頂の小屋は屋根がわずかに顔を出している。快晴無風でノンアルが美味しい。そしてお楽しみの北面滑降。期待以上の雪とロングコースで、標高差約300mを写真撮りながら歓声上げながら滑り降る。向かいの斜面にはニホンカモシカが2頭、きょとんとこっちを向いている。突然の珍客の登場にびっくり。沢がかなり狭くなった辺りで登り返し、北西尾根の分岐当たりに乗り上げる。

そして、再度北西側の沢に飛び込む。北面よりやや湿っぽかったものの十分に楽しめる雪質。ここでも標高差200mほど滑って登り返し。ここではシールに雪が団子になってこびりつき苦労する。疲れもたまって来てなんとか往路の尾根に到着。

あとは往路の緩斜面の尾根を滑るが、さすがにこの気温と南西向きの尾根で雪は重く、一部狭くなった尾根では苦労するが、基本は滑りやすい尾根で難なく林道に滑り降りた。

横山岳、里に十分積もれば本当に山スキーを楽しめる山でした。

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