金糞岳:八草トンネル美濃側から北尾根往復

日時:2021年2月28日(日)天候:曇り時々晴

メンバー:たかはし、おおとさん、みやけさん

コースタイム:八草トンネル出口旧国道起点7:16ー旧国道から橋渡る8:05ー北尾根乗り上げ9:25ー金糞岳11:50/12:25ー北尾根往路ー橋手前14:10/20ートンネル出口旧国道起点着15:13

湖北の重鎮、金糞岳北尾根へ念願の山スキー。八草トンネル岐阜側を出てすぐの旧国道分岐に駐車。雪は意外に残っており一安心。でも、道路には流水があり何か所も雪切れで、スキーを脱いだり又ははいたりの繰り返し。途中から担いで、谷を渡る橋に下る。この橋は怖い。欄干を越える積雪が融けて幅が狭くなって、慎重に落ちないように歩く。

渡った畑地から最初は沢沿いに登ろうとしたが谷は割れて、雪面も堅いので板を担いで、結局そのまま北尾根に登った。

北尾根はのんびりと稜線漫歩。ブナ林が続くなだらかで、誰にも会わない静寂のコース。ただ長い。振り返ると上谷山、三周ヶ岳、美濃俣丸などが美しいが、広い尾根なので視界不良時は注意が必要。ブナ林から低木に代わり山頂に近くなると、左手には滑りやすそうな斜面が広がる。

昼前に山頂へ到着。先着は2名。結局出会ったのは僕ら以外には4人。うち2名は山スキーで、北尾根の東側の谷からそれぞれ別のコースで登ってこられた。曇りがちながら、山頂からは琵琶湖や横山岳、上谷山から三周ヶ岳、美濃俣丸など近江や美濃の山々、目の前には奥伊吹スキー場そして伊吹山。

そして滑降。とはいえ豪快な滑降ではなく、緩やかなロングコースをのんびりという感じ。当初は白倉岳鞍部からの滑降や登り返しも計画したがしんどいので中止。

北尾根は緩急の下りと若干の登りも交えながらも、締まった雪で登り返しもさほど苦にならず意外に楽しめた。ただ、太ももはつったけど。

北尾根からの支尾根の下りも痩せ尾根部分は尾根右手の沢を滑ってクリアし、橋までスッと滑ってこられた。

橋を渡って、長い林道はずっとスキーを担いで余韻に浸りながら車へ戻った。

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