剣岳早月尾根日帰りその3:夏山

日時:2019年8月4日 天候:晴れ

メンバー:おおとさん、たかはし

コースタイム:馬場島4:25-早月小屋7:44/8:01ー剣岳10:13/10:59ー早月小屋13:24/13:42ー馬場島16:18

3年ぶりの早月尾根。今回も天気に恵まれたが、帰りは足に疲労が蓄積し、かなりのペースダウン。でも、このコースは本当に素晴らしい。別山尾根の様な混雑も、厳しいコースもなく、一方で夏は様々な花々に出会え、小窓尾根や北方稜線、猫又山、大日岳など山々の景色は他のコースには真似できないものと思う。

剣岳早月尾根日帰りその2:夏山

日時:2016年8月1日 天候:晴れのち一時雨

メンバー:おおとさん、たかはし

コースタイム:馬場島登山口4:43-標高1,000m5:19-標高1,400m6:22-標高2,000m7:48-早月小屋8:20/40-標高2,600m9:35-頂上11:06/11:47-早月小屋13:47/14:08-登山口16:35

 今年は夏の早月尾根を楽しみました。知りませんでしたが、ここは花の百名山のコースに選定されているということで、多くの高山植物を見ることができました。

 既に明るくなった登山口を出発し、板で階段状に整備された急登に汗がしたたり落ちます。すでに何組も出発していてみなさん、黙々と登られます。標高200mごとの標識が目安となりますが、やはり標高1,400mから1,600m地点は近すぎます。時折、樹林帯の中から振り返ると猫又山が大きく見え、是非秋にでも行ってみたいところです。早月小屋泊のパーティー幾組とすれ違い、ここも人気のコースになってきたようです。また、中学生もお父さんに連れられて軽快にボク達を抜いていきました。

 さらに高度を上げると、早月小屋に到着。ここまで標高差で1,400mを登ってきましたが、その疲れも飛ばしてくれるような大展望が今年も待っていました。

 早月尾根で十分展望を楽しんで、あと標高差800mを登りましょう。

小窓尾根や剣尾根の岩峰と対照的にかわいい高山植物が次々と現れてくれます。アルプスはたまにしか来れないのでなかなか名前が覚わりません。写真撮影は下山時にするとして、とりあえず山頂を目指しますが、だんだん一歩一本の足取りが重くなってきました。今回は次第にガスがわいて、遠くの展望が見えにくくなってきましたが、雲海が眼下に広がる光景もいいものです。

 11時過ぎに山頂に到着。約6時間少しの登りでしたので、達成感は十分。八つ峰など近いところは望めるものの、剣沢はガスに隠れて時折うかがえる程度。山頂でのノンアルコールビールは保冷剤で十分に効いて疲れた体に染み入ります。気温も高くて風もほとんどなく快適な山頂でした。

 下山は目に留まった高山植物を一種類ずつ写真撮影。知らないものも多く、帰ってから調べる必要のある花もたくさんで大変。登山道上で、ライチョウの親子、子供が5羽も引き連れて、親鳥は体が痒いいのか子供たちをほっといて盛んに砂浴びをしている。人間をまったく恐れていない。

 早月小屋でゆっくりと一服した後、小雨が時折降る中、馬場島へ下山しました。

途中、登ってくるパーティーも何組もいて、しんどいけれど、展望やお花のいいコースとして人気なのでしょう。撮影した花を少しだけ紹介します。

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