日時：2016年10月10日（祝）　天候：晴れのち曇り

メンバー：みやけさん、たかはし

コースタイム：新穂高登山センター5:03-白出沢6:27/35ーチビ沢7:11－滝谷7:28/35－槍平小屋8:15/27－千丈乗越分岐9:46/50－槍ヶ岳山荘11:05/11:30－槍ヶ岳山頂11:48/12:05－槍ヶ岳山荘12:15/12:43－槍平小屋14:22/34－滝谷15:01－白出沢15:45－新穂高登山センター16:45　

　雪降る前にもう一回アルプスへと思い、前夜発日帰りで飛騨沢経由の槍ヶ岳へ。

前夜23時に到着するも、予想通り登山者無料駐車場は満員御礼。仕方なく登山センター奥の第2有料駐車場に入って、2時間の宴会後仮眠。

　翌朝、午前5時過ぎに登山センターに計画書を提出し出発。まだ暗いので穂高平小屋へのショートカットを利用せずに林道を進みます。白出沢手前で朝日に輝く笠ヶ岳などが美しい。チビ沢、滝谷を通過して槍平小屋にはほぼ予定通り3時間少々で到着。振り返ると穂高から派生する鋭い峰々が太陽の光を背に浮かび上がります。

　ここから先が本格的な登山となります。右へ回り込んで飛騨沢に入ると、青空の下に広大な斜面が稜線までつながってます。だんだんしんどくなり一歩一歩登ります。

　ようやく稜線に着くと、その向こう側には素晴らしい光景が広がってました。槍ヶ岳山荘のベンチでゆっくりと展望を楽しみます。目の前の槍沢の向こうに、常念岳や蝶ケ岳、遠くに八ヶ岳、富士山、南アルプスなどなど。三連休も最終日なので山荘前もひっそりしてます。一服のあと、穂先への登りにかかるもほとんど待ち時間なし。12時前に３，１８０ｍの山頂に。立山や白馬連峰、妙高などや、時折雲に隠れる穂高も太陽を背に、黒々と尖がります。

　穂先から小屋に戻り、ノンアルでゆっくりくつろいだ後、往路の下山にかかります。広大な飛騨沢、もう何回山スキーで滑ったことか。ほんとにすばらしい斜面です。

ノンストップで槍平小屋まで下山し、その後新穂高まで早足で下りました。5時間刻みの料金設定の有料駐車場、前夜の入場からカウントして15時間前に出庫しました。

今回は天候にも恵まれ充実した秋の槍ヶ岳山行となりました。