白山 秋の平瀬道

日時:2014年10月11日 天候:晴れ

コースタイム:白水湖登山口6:45-大倉山避難小屋8:25-室堂9:37-御前峰10:05/25-室堂10:50/11:32-大倉山避難小屋12:24-白水湖登山口13:40

メンバー:みやけさん、たかはし

 台風が近づく3連休、初日しか好天は望めなさそうということで、平瀬登山口の駐車場は一杯。6:45に出発し、木道で整備された登山道を登る。このあたりはブナ林が広がっており、ここの紅葉はこれからの感じ。残念なことは登山道脇のたくさんのブナがナイフで名前などを削られ、それが消えずにブナの生育とともに傷つけた名前もだんだんと大きくなった痛々しいブナが多いこと。大分以前のいたずらだが、決して消えることはない。

 登っていくと、尾根の南側にはカンバが黄色に色付いている。白い樹肌に黄色の葉と青い空のコントラストがきれいです。遠くには別山から三の峰〜銚子ケ峰への稜線が展望できます。北側は大白水谷と小白水谷との台地(山スキーでは有名な東面台地コースです。)の様々な色の紅葉が素晴らしい。大倉尾根は左右に展望が開け登山道も登りやすくいいところです。

 

 ログハウス調の大倉山避難小屋を過ぎて高度を上げると、ナナカマドはすでに落葉し赤い実だけが残って、紅葉はすでに終了していた。今年は1週間程度早いと聞く。室堂へのトラバース道には御前峰や別山の前景に地面を這う低木が赤く色付き、ジュータンのようできれい。そして、御前峰に10時5分に到着。山頂は人で一杯だけど360度の大展望。御嶽の噴煙も上がっており今日も捜索活動がなされていると思うが、独立峰で風も強く大変だろう。降雪の時期も迫り何とか早くと祈るだけ。

 山頂から室堂まで下ってからドライゼロとラーメンで休憩。その時、名前を呼ばれてるような気がして目を上げると、何といつもお世話になっている滋賀の元気な2人のマラソンウーマンが山ガールに変身して登場。奇遇、全くの偶然。滋賀から深夜に市ノ瀬に着いて今朝早朝から登ってきたと。びっくりして、わあわあ話が盛り上がる。

 ゆっくりした後、下山にかかる。室堂あたりはナナカマドはたくさんあるもののすっかり落葉している。次はここの紅葉に合わせて登ることにしよう。展望のいい大倉尾根を写真を撮りながら、10月の白山を満喫。13時40分に登山口に下山。滋賀まで余裕をもって帰れました。

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