日時：2015年4月29日（祝）　天候：晴れ

メンバー：たかはしとゆかいな仲間たち7人組

コースタイム：8:15河内谷林道ゲートー8:30能登又谷登山口ー三重嶽9:57／10:15ー大御影山12:38／13:33－ビラデスト今津15:50

【記録】

仕事やランの仲間たち7人で、春の高島トレイル、三重嶽から大御影山を目指しました。一旦集合の後、河内谷林道ゲートまで車で移動。ビラデスト今津からの林道はきっち整備され、河内谷に入り未舗装になるも運転に支障はなかったです。ゲート前には既に2台の車が駐車。準備して8時15分さあ出発です。天気も文句なく、まずは林道を歩き15分ほどで能登又の登山口へ。標識は立派、でも登山道は点線のルートのとおり不明瞭でピンクのテープを頼りにした杉の植林地の中の急登です。なんちゅうコースに連れてきたんや！との声もリーダーの心に聞こえてきます。でも、尾根にさえ上がれば大丈夫なはず。

　やっと上がった尾根の上。でもそこそこ急な坂も織り交ぜながらの尾根の登り。シャクナゲの木がいっぱいありますが、事前の報告のとおり今年は花が不作なのか、咲いている花やつぼみも少ないが、でもシャクナゲは見栄えのする花です。

　高度を上げるとイワウチワ（トクワカソウ）がたくさん咲く山道になります。ブナの新緑もとってもきれいで、沢筋に残る残雪とのコントラストが美しい。登山口から1時間30分ほどで三重嶽山頂着。誰もいない静かな山頂です。

　三重嶽からはトレイルに沿って稜線漫歩。左手には若狭湾も望め、右手にはこれから向かう反射板が目障りの大御影山が河内谷を隔てて近く見える。でも、ぐるっと回り込むので距離は長いです。ルート上はニホンジカの忌避植物のイワヒメワラビが枯れて茶色になって一面を覆ってる。これでは他の植物も顔も出せないし、出しでもシカの食害にあうだけか…。でも以外にトクワカソウとカタクリは転々とたくさん咲いている。特にカタクリは葉も多い。

　大日尾根分岐の少し手前で初めて登山者に出会ったと思ったらトレイルラン大会の参加の方でした。分岐からのルートを間違えてられたようです。次の人もそうでした。今日は天気がいいからいいものの…、心配ですね。

　分岐からいったん下ってブナ林が広がる素晴らしいルートになります。ちょうど新緑が芽吹いたばかりの瑞々しい雰囲気です。ゆかいな仲間たちはここでも独自のポーズを決め記念撮影。大御影山へカタクリの花とブナの新緑に癒されて最後のひと踏ん張りです。ここの山頂は賑わってました。ノンアルで乾杯！

　そして、ビラデスト今津を目指して下ります。林道出会いまでのなだらかなルートはブナの2次林が広がりイワウチワが一杯。カタクリも多く、白花のカタクリも初めて見ました。オオバキスミレやバイカオウレン、高度を下げてくるとオオイワカガミが存在感を増し、シャクナゲが期待外れだった分を十分にカバーしてくれました。16時前に全員元気にビラデスト今津に下山できました。

　みなさん、大変お疲れ様、ありがとうございました。

　最後に今回出会うことができた花々を一挙紹介します。

イワウチワ（トクワカソウ）、カタクリ（白花も）、シャクナゲ、オオカメノキ（ムシカリ）、イワナシ、オオバキスミレ、バイカオウレン、オカイワカガミ、ショウジョウバカマ、ミヤマカタバミ、エンレイソウ、シハイスミレ、スミレサイシン、タチツボスミレ、タムシバ、ヤマエンゴサク、クロモジなどなど