名称:竹田城
所在地:兵庫県朝来市
標高:353.7m
比高:
規模:南北約400m 東西約100m
築城~廃城:1431年 山名持豊が築城に着手(口碑)
1443年 完成 太田垣光景を初代城主に配す。
1577年 木下藤吉郎秀吉の但馬侵攻の後、小一郎秀長を竹田城に入れる。
1580年 桑山修理大夫重晴、竹田城主となる。
1585年 赤松広秀、竹田城主となる。
1600年 赤松広秀、関ケ原の合戦で西軍に属し丹後田辺城を攻める。
西軍敗戦後、鳥取城攻めに加わるが大火の責任を問われ、鳥取の
真教寺で自刃する。竹田城廃城。
(竹田城パンフレットより抜粋)
探訪日:2018年9月23日(日)
当日は夏の台風の影響で最短ルートの「山城の里」からのルートが使えず、JR播但線竹田駅の駅裏登山道を歩く。三連休中日であったものの、スタートが午後3時で、登山に30分程度かかることから登山者は少ない。
ひと汗かいて料金所に到着。ここからまず北千畳に向かう。いきなりのりっぱな石垣に素直に驚き、以降その繰り返しとなった。北千畳にはボランティアガイドの方がおられ、築城の歴史などを教えてもらう。ここからいよいよ魅惑の石垣の山城巡り。三の丸、二ノ丸、そして本丸へ。ひときわ高い天守台からの眺めは抜群。よくもまあ、こんな山のてっぺんにこれほど見事な石垣の山城を作り、そして1600年の廃城後400余年、現在までそのまま残されていたのか。不思議でならない。
本丸から、北に延びる尾根にある花屋敷を見ながら、南千畳へ。
石垣に囲まれた通路から広々とした南千畳。眼下には両側の山に囲まれた平地が伸びている。南千畳から振り返って望む本丸の石垣群も立派。本当にこの山上の竹田城素晴らしいです。
帰りは表米神社登山道を下るが、これは階段状の急坂。お勧めできません。ようやく下ったとこにある表米神社には半円形で六段の石積段型桟敷が残ってます。相撲桟敷で県の文化財に指定されています。
また城下町には、国の登録文化財「旧木村酒造場」があり、現在は店舗やホテル、レストラン、観光案内所などとして利用されています。