孫太尾根から藤原岳往復~早春の花を探して

日時:2016年3月21日(月) 天候:晴れ

メンバー:単独

コースタイム:孫太尾根登山口6:18-丸山7:08-草木7:45-多志田山8:18-藤原岳展望台9:00/9:30ー藤原岳南面あたり9:40/10:30-多志田山11:00-登山口12:37

 福寿草を見に藤原岳に行こうと、いろんな花が咲き静かな孫太尾根の往復コースで、都合があって昼過ぎには下山の計画でスタート。

 6時過ぎに登山口に着き、準備してスタート。最初は杉の植林の中で、あちこちに椿がたくさん自生していて赤い花を斜面に散らしている。尾根に乗り上げるとコショウノキの白い花が目立ち、オニシバリやタチツボスミレなどもポツポツ咲いている。往路はまだ時間が早いのでヒロハノアマナなども蕾のままで、花散策は復路の楽しみにして先を急ぎます。この季節、まだ地面は土や枯葉の茶色が広がる中、トリカブトの若芽が結構たくさん見受けられた。

 尾根上の丸山、草木、多志田山のピークを越えて、最後の藤原岳南面の急斜面へ。ありました福寿草がたくさん。でも、時期がちょっと早いのか、時間がまだ早いのか、ほとんど蕾状態で、山頂でゆっくり時間を過ごしてから帰りに探索しようと、藤原岳展望台へ。一方、節分草は少し遅い感じで、なかなかいいタイミングで花々に出会うのは難しいものです。山頂台地にはごく一部に雪が残るだけ。大貝戸登山道からは次々とっ展望台に登ってこられる。

 山頂からの展望は素晴らしい。南には鈴鹿の山々が連なり、御池や伊吹山、遠くには雪をかぶった能郷白山も。御嶽などは霞んで見えなかった。

 30分ほど過ごして藤原岳南面へ。まだ福寿草は開いているかな?まだだぁ。ここでも岩の尾根上でドライゼロを飲んでゆっくり景色を楽しむことに。帰る時間も迫ってきたので、急な斜面で少しでも開花している福寿草の写真を撮って、下山にかかります。

 孫太尾根コースもこの時間になると登ってくる人も多くなる。往路では気が付かなかったセリバオウレン、ヒロハノアマナ、セントウソウ、ミスミソウなども出会えてほぼ満足。あとミノコバイモは探したけれど見つかりませんでした。これはまだ早いか。

 結局、12時半過ぎに登山口に下山しました。孫太尾根コース、これからもいろんな花が咲くようで、ルートもしっかりしていいところです。

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