日時：2016年4月30日（土）天候：晴れ

メンバー：たかはしと愉快な仲間たち6人

コース・タイム：岳不動7:52－雲母峰Ⅱ峰9:02／9:15－雲母峰9:24－白ハゲ分岐10:23－岳峠11:07－鎌ヶ岳11:18／40－武平峠12:31ー御在所岳13:27／14:18－中道下山口14:30－地蔵岩15:30－スカイライン中道登山口16:17

　鈴鹿のアカヤシオを見たくて今回も欲張りコースを設定しました。予定の国見岳までは行けなかったけれど十分満足できた山行となりました。メンバーの皆さんに感謝です。

　まずは鈴鹿スカイラインの無料駐車場集合としたところ、連休真っ最中ということで駐車場所が一杯、また慣れないエリアということもあり、合流に若干手間取った後、１台に乗り合わせて岳不動に移動です。国道から右折後、岳不動への道は標識もなくネットの情報がないと難しいルートです。岳不動前はスカイライン登山口の混雑とは打って変わって、我々の一台だけの駐車。静かなコースを楽しめそうです。

　おおむね植林帯の中の登りとなるがルートは明瞭で、２回林道を横切ったあと林道終点にでる。ここからもうひと登りでバイケイソウが茂る雲母峰とⅡ峰の鞍部へ。一旦展望のいいⅡ峰へ向かう。伊勢湾方面が大きく切り開かれ、展望が広がるがやや霞んでいる。次に目指す鎌ヶ岳や御在所も見える。

　休憩の後、いったん鞍部に下って稜線を登り、雲母峰（888m）へ。付近にはイワカガミが咲きだしている。ここからは新緑の中の尾根歩きでとっても気持ちがいい。シロヤシオも咲きだしている。白ハゲで別ルートに合流し、傾斜も増してくる。ここまで登ってくると、あたりには目的のアカヤシオがたくさん咲いて山を彩っている。

　岳峠から鎌ヶ岳への最後の急な登りとなり、飛び出した山頂（1,161m）は人でいっぱい。360度の展望を楽しんで、ザックを下す場所を探して小休止。ここから武平峠（877m）までいったん下って御在所を目指します。鎌ヶ岳の頂上直下は岩場の急な下りで落石やスリップに注意です。昼前なので峠からまだまだ登ってこられます。峠まで50分で下り、さあもう一度登りです。御在所からの下山者も多く、登り優先で道を譲って頂くこととなり疲れた体を休める間もなく「ありがとうございます。」と言いながら、どんどん高度を稼ぐ。

　御在所頂上あたりの舗装された遊歩道を通ってピーク（1,212m）へ。ここは観光客で一杯。ようやくノンアルとラーメンで喉と腹を満たしてのんびりと大休止。風も弱く、望湖台からの展望は愛知川源流を挟んで、雨乞岳、イブネ・クラシが連なり、釈迦ヶ岳、御池岳方面まで遠望できる。琵琶湖は霞んではっきりとは見えない。

　頂上から一旦ゲレンデを下って登りかえして、時間も14時半となり中道から下山することとします。富士見台から望む中道下山ルートは急峻で大きな岩がごろごろしている。

慎重に下り、途中、奇岩の地蔵岩や圧倒的にでかい負ばれ岩を実際に目にして驚きながらスカイラインに下山しました。

　最後にアカヤシオやシロヤシオほか、コース上で楽しませてくれた花をご紹介。詳しくはこちらのＰＤＦでどうぞ。